IgG4関連疾患(ミクリッツ病)発症までの経過 Vol.01

gakkasenn hare mikurittubyou
♯顎下腺の腫れ ♯ミクリッツ病 ♯IgG4関連疾患

2020年5月のGW中のある朝、目覚めたときに両顎にボコッと脹れが出現しました。

2ヵ月経っても腫れが引かなかったため、某大病院の耳鼻咽喉科を受診。

その結果、難病の一つである「IgG4関連疾患」であることが判明しました。

よく考えてみると、突然発症したわけではなく、病気の前兆ともいえるような症状が以前からありました。

今回はIgG4関連疾患(ミクリッツ病疑い)発症までの伏線を辿っていきたいと思います。

アレルギー体質

実は私は子供のころから、鼻詰まりが激しく、点鼻薬が手放せませんでした。

実家が薬局だったこともあり、点鼻薬が簡単に手に入ったので、鼻詰まりの原因を耳鼻科で詳しく調べるということがありませんでした。

つまり、鼻詰まりという症状を点鼻薬で軽減するという対処療法だけを続けてきたというわけです。

鼻詰まりを引き起こしている原因を取り除く、根治治療をしたことはありません。

結婚して、嫁からイビキや鼻詰まりが激しいと言われて始めて、耳鼻科を受診しました。

それでも、結局、鼻詰まりの原因は、アレルギーであるとされ、花粉症の時期だけ、アレルギーの薬(アレロック)を時々服用する程度でした。

15年程前に、2回ほど、鼻の粘膜をアルゴンレーザーで焼き、鼻粘膜の腫れを防ぐ「アルゴンプラズマ療法」を受けたことがあります。アルゴンプラズマ療法の解説

しかし、鼻詰まりが完治することはなく、結局は症状に対して点鼻薬やアレルギー薬服用で対処してやり過ごしてきたのです。

突然、激しい咳が発症

事態が急変したのは、昨年の5月末頃です。

その時期、著書第3作目の出版が決まり、執筆活動が本格的に始まりました。

それに加えて、2019年9月開催の第9回倉敷国際トライアスロン大会に向けて、本格的なトレーニングを始めました。

ライフワークの筋トレも怠ることはありませんでした。

仕事も忙しく、日中は患者さんのリハビリで休む暇も無いほどです。

自分ではストレスなどまったく感じていなかったのですが、仕事、執筆活動、トレーニングで休む間もない多忙な状況となり、身体が徐々に蝕んでいたようです。

そして6月5日の夜に突然、呼吸困難になるほどの激しい咳に見舞われました。

日中はそうでもないのですが、夜間の咳込みが激しく、それが約1ヶ月近く続いたのです。

結局、病院で、気管支喘息の薬(モンテカルスト)や、咳止めテープ(ツロブテロールテープ)を処方してもらい、激しい咳は治まりました。

しかし、慢性的な咳と、喘息のような呼吸音、息苦しさといった症状はまったく改善しませんでした。

両瞼の腫れを指摘されていた

実はその頃に目が腫れていると指摘されたことがありました。

しかし著書の執筆活動による眼精疲労、アレルギー症状、喘息症状の悪化による寝不足だと思って、あまり気にすることもありませんでした。

鼻詰まりは無くなったが、喉の閉塞感が出現

そのような状況においても、週2~3回は、必ずトレーニングをするようにしていました。

アレルギー薬、咳止めなどの薬を服用することで、夜眠れないほどの激しい咳は無くなったのですが、それでも相変わらず、咳は続いていました。

驚いたことに、それまで何十年も続いていた鼻詰まりはかなり良くなりました。ところがそれと反比例するように、今度は喉の閉塞感、息苦しさが悪化。

頻繁ではありませんが、夜、呼吸困難になるほど息が苦しくなることもありました。

つまり、アレルギー症状が鼻腔から気管支へと移行した感じです。

そのため11月頃から、喘息治療として、アドエアという吸入薬を使用するようになりました。

アドエアは、気管支の炎症により気道が狭くなっている喘息に対して、気道の炎症を抑え、気管支を拡張することで、咳や息苦しさを改善する、いわゆる吸入ステロイド薬です。

夜に眠れないほどの咳や息苦しさはかなり軽減していたのですが、どうしても痰の絡みが軽減しません。

この痰の原因が、実は後鼻漏ではないかと思っています。

後鼻漏とは?

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湧永製薬HPより画像引用

後鼻漏とは、鼻の中で過剰に分泌された鼻水が、喉の方へ落ちていくものです。

健康なひとでも鼻水は1日に2~6リットルも作られているそうで、その3割は鼻の後方から喉の方へと流れ落ち、無意識のうちに飲み込んでいると言われています。

つまり後鼻漏自体は健康な人にも見られる生理的なものです。

ところが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで、鼻水の量が増え、鼻水も粘り気が増えて汚くなると、喉の奥に絡む感じがし始めます。

特に仰向けになって寝ると、粘り気の多い汚い鼻水が、喉に絡み、痰のような不快な症状が出現します。

私の場合、鼻詰まりは解消されたものの、鼻の通りが良くなったので、アレルギー反応により生成される汚い鼻水が、喉に落ちていき、これが痰絡みとなっていると思われます。

気管支そのものから汚い痰が排出される感覚や、息苦しい感覚はありません。

ただ、常に喉奥に何かが絡まったような不快な症状があり、それが昨年6月の喘息発作発症以来、常に続いています。

顎下腺と涙腺が激腫れしてきた!

幸い、最近は夜間に激しく咳がでることはなくなりました。

絶好調とは言い難いですが、それでも2020年1月~4月まで、週3回、かなり厳密かつハードなトレーニングを積み、筋肉もかなり大きくなっていました。

ただし、唯一の気がかりが、疲労感です。

実は、後鼻漏による喉奥の痰絡みに加えて、以前にもまして疲労を強く感じるようになっていました。

そして遂に5月上旬に、突然、両顎下腺が大きく腫れ上がったのです。

続く…(to be continued…)